penet 県庁前校 テスト見直し会
県庁前校
みなさんこんにちは。penet県庁前校です。
9月4日、5日はテスト見直し会を実施しました。
このイベントの目的は、
「テストの見直しによって、効果的な学習ができることを知る」
ということです。
イベントでは、問題用紙しかないテストも見直しの対象としました。
見直しでは、知識があいまいなものとなってはいけませんので、ちょっとした疑問点でも教科書・参考書で確認したり、質問してもらいながら進めてもらいました。
質問された問題の中で、みんなと共有しておきたい内容があったときには、黒板を使って説明しました。
参加者からは、「新しい発見があった」などの感想が聞かれました。
さて、テストの見直しについてですが、どのような点が学習に効果的であるかをここに示しておきたいと思います。
今回は中学理科に焦点をあてたいと思います。
理科のテスト問題の特徴として、
「1つの大問が、それ自身、あるテーマについてまとめられた資料となっている」
ということが挙げられます。このため、テスト見直しをすることで、効果的に該当テーマのまとめ学習ができます。
以下ではより具体的に説明します。
例えば、理科の大問では、
「問題文の前半で状況設定や実験内容がかかれており、その状況に対していくつかの設問が並ぶ」
という構成で出題されることが多いです。設問は、
①ある事柄に関する説明として、最も適切なものを選択する正誤判断問題、
②ある事象についての特徴を述べる作文問題、
③理科の専門用語を答えるなどの知識解答問題、
④科学的に計算して得られる、状況分析問題、
などが考えられます。理科は、様々な考察を経てはじめて確かな理解を得ることができます。
テストの見直しは、それらの考察を行う1つの方法と言えます。
①の正誤判断問題では、
・正しい説明については、なぜそれが正しいと言えるのか、
・誤った説明については、どうすればその説明が正しいものとなるのか、
を考察します。
②の作文問題は、科学的な事象を自分の言葉で表現する訓練となります。なお、大問の文章全体を眺めてみると、それ自身が科学的な事象を言葉で表現した文の集まりだということに気付きます。このため、②は、問題文を正しく読解するための学習にもなっています。
③の知識解答問題では、実際に出題された設問の類題を考えます。
「このあたりの知識が出題されたということは、その周辺の知識も出題されそうだな」
このようなことを考えていくと、知識が自然にまとめられていきます。
④の状況分析問題では、必要とされる関係や法則が何なのかをはっきりさせていきます。
状況設定(例えばある実験の実験結果、グラフなど)から新しい情報(例えば、実験では測定していなかったものの量)を求める問題です。ある量とある量が比例関係にあるなど、問題から必要な関係や法則を見出し、それらを式にして解いていきます。
以上が理科のテスト見直しによる効果的な学習法です。難しく見え、1人ではなかなか進まないかもしれません。分からないときは、一旦保留し、時間をおいてから再度考えてみてください。また、教科書や参考書を読んでみたり、先生に質問したり、友達と一緒に考えたりしてみるのもよいと思います。1つ1つ納得できて、最終的に問題の内容の全体像がはっきりと分かればOKです。
学習塾penetでは, atama+以外の教材に関する質問も、答えられる範囲内で随時受け付けています。
それではみなさん、がんばりましょう。
【ご入塾を検討中の方へ】
penet県庁前校は9月10日より、2学期授業が始まります。無料体験授業も随時受付中です。
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