自塾の生徒の成績上昇をＰＲする際、〇〇点ＵＰ！の〇〇が大きい方が目立ちますよね。

大手予備校でも、「センター試験〇〇点ＵＰ！」と、浪人してからのセンター試験の伸びを大きく打ち出しています。

しかし、もともと取れていた点数が低い方が当然伸びしろが大きいですし、

部活動に全力で打ち込んでいた生徒にしてみれば、引退後の伸びは大きくなってもらわなければ困ります。

「成績ＵＰ保証」を打ち出す塾は全国に多くありますが、その中身は良く精査しなければいけません。

自分たちがそうであったように、考えてみれば成績が上がり続ける生徒など一人もいないのです。

友人関係に悩み、勉強が手につかない時期もあるでしょう。

また、学校行事や部活動に全力を傾けたい時期もあるでしょう。

塾を変えることで気分が変わり、成績が一時的に上がる。

しかし、その後伸び悩み、成績が下降し、また塾を変える。

これを繰り返すことを、業界では「塾ジプシーの悲劇」と呼びます。

生徒にしてみれば新しい環境に次々適応するカロリーが要ります。

さらに、塾によって「こうした方が良い」というアドバイスが違うことがあるため困惑する場合も多々あります。

鰯の頭も信心から、という言い伝えがあるとおり、よほど酷いアドバイス・理論でない限りは

塾の言うことを信じ、ひたすら実践すればたいていの場合結果はついてきます。

塾選びの際は、各塾が発信する情報を正しく読み取り、信用に値する塾を選びたいものですね。

では、盛大な前置きの後、金沢育英センター金沢本部校　中３塾生の第２回統一テスト結果の一部をご覧ください。

金沢本部塾生Ａさん　第２回統一テスト（　第１回　→　第２回　）１４点UP!!!!!!

金沢本部塾生Ｂさん　第２回統一テスト（　第１回　→　第２回　）３９点UP!!!!!!

これだけ見ると大したことはない、と思われることでしょう。

よって情報を足してみます。

金沢本部塾生Ａさん（Ｎ中学）　 第２回 統一テスト４７４点（　第１回　→　第２回　）１４点UP!!!!!!

金沢本部塾生Ｂさん（ＫＦ中学）　第２回統一テスト４７３点（　第１回　→　第２回　）３９点UP!!!!!!

分かる人には分かっていただけると思います。

ちなみに、両名とも推薦で先に進路が決まっています。

高校準備授業（申込み受付中です！）が楽しみでなりません。

英語は私、田中が担当します。