金沢本部 田中の教育ブログ「IKUEIスピーチコンテスト」
金沢本部校
先月末、10月28日(日)にIKUEIスピーチコンテストが行われました。
今年で19回、北陸では最も歴史の長いスピーチコンテストの一つとなりました。
これもひとえに、参加してくださる学校(ESS、国際部)の皆様、協賛していただいているマスコミ各社、
我々の教育活動にご賛同くださる保護者・生徒の皆様のおかげです。
心より感謝申し上げます。
このIKUEIスピーチコンテストですが、回数を重ねるたびに様々な試みをしてきました。
・早期英語教育熱の高まりから、レシテーション部門に小学校低学年の部開始
・一人だとコンテストに出る勇気が…と言う声にお応えし、中学生ペアの部開始
・全国でもかなり早く、レシテーション部門に世界の偉人のスピーチを導入 etc…
今年は偉人のスピーチでは初めて、日本人による英語のスピーチが課題文となりましたね。
日本における英語教育、女子教育の先駆者であり、津田塾大の創立者、津田梅子先生のものです。
私もかわいい教え子といっしょに暗記し、共に練習を重ねてまいりました。
スピーチコンテストはある意味、英語を教える者としての意地のような側面があります。
教科としての英語、テストで点を取るための英語……塾として当然求められるものです。
しかし、それだけのために、英語にかかわる仕事に一生を捧げているわけではない。
実際に使える英語、そして人生を豊かにするための英語を伝えたい、という思い。
英語を話す喜び、そして自分の英語が伝わった、という喜びを味わって欲しいのです。
スピーチコンテストに興味がおありの方は、是非、一歩踏み出して参加してみてはいかがでしょうか。
~ここからは、以前の記事「英検について」の続きとなります。
7月に発表された福井県の県立高校一般入試・英検加点制度の見直しについて
おさらいしておこうと思います。
・昨年度、最大15点だった加点幅が、今年は5点に縮小。
・受験校によって、加点対象の級が異なる。
→藤島・高志・武生などトップ校を中心に7校8学科が準2級以上、その他は3級以上で加点。
福井県によれば、昨年度の英検加点による逆転合格は13名と発表されています。
加点幅が減った今年は逆転するケースも減少するのでは?と考えてしまいますが
受験生の立場からすれば、5点は非常に重く感じるでしょう。
日々1点でも上げるために勉強しているわけですからね。
なお、英検の勉強はリスニングの練習にも最適です。
特に、小学生、中1・中2のみなさんは是非、長期的な視野で挑戦してみてください。