金沢本部 田中の教育ブログ「中3生のみなさん 後悔のない入試を」
金沢本部校
いよいよ来週は石川県公立入試ですね。
君たちは、これまでの生活とは一変した一年間を過ごしてきました。
それでも君たちは、いつも明るく、前向きに塾に通ってくれました。
そのひたむきさ、笑顔に我々大人はどれほど救われたことか。
単に合格したいだけならば、志望校のランクを2つも3つも落とせばよい。
でも、そうはしたくなかった。
――この高校を受験しないと、きっと一生後悔する。
そんな思いで受験校を決め
真剣に最後の追い込みをしている姿に胸を打たれます。
先生から最後に…
これまで授業で何度も言ってきましたが、もう一度復唱します。
受験当日は、これまでの努力の成果を出し切ることに集中してください。
設問の最初の方で難しい問題が出た時、平均点がぐっと下がります。
これは最初の問題にこだわりすぎて、時間切れした生徒が多発したことによるものです。
入試では、単に学力だけでなく、要領の良さも試されるのです。
この問題は後に回すべきだ、という判断、決断を正確かつ迅速に。
あなたがこれまでしてきた努力を発揮できる問題が、
後ろの方に待っているかもしれません。
難易度の高い問題を落としたところで、さほど合否には影響しません。
正答率が10%を切るような問題を正解できる子は
・そもそも最初から合格が約束されていた子か
・その問題は時間をかけて正解したが、他で大失敗した子か
ほとんどはその2択になるでしょう。
「周りのみんなが正解しているのに、自分だけが間違った」
という状況が一番危険なのです。
そうなってしまう原因は以下が大半です。
・問題文をしっかり読んでいない
・誤字・脱字や、簡単な計算間違いなどのケアレスミス
しっかり気をつけましょう。緊張を味方につければ大丈夫。
緊張感がそれらのゆるんだミスを吹き飛ばしてくれます。
緊張は敵ではありません、怖がらずに。
大丈夫、先生がついている。
これまでもそうであったように
嬉しい思いをしたならいっしょに喜びますし
悔しい思いをしたなら、いっしょに泣いてあげます。
結果はどうあれ、後悔をしないことが大切。
最後まで全力で応援しています。