国語の勉強法①「国語力」を養うための基本姿勢
金沢本部校
国語の勉強法①「国語力」を養うための基本姿勢
こんにちは。国語担当の吉田です。
本格的に暑くなってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
くれぐれも、熱中症や冷房病にはお気をつけください。
国語はしばしば、「勉強の仕方が分からない」「勉強してもしなくても変わらない」等々言われます。
しかし、私は国語ほどコスパのいい教科はないと思います。
なぜなら、いったん極めてしまえば、なかなか下がることはないうえに、暗記があまり必要のない教科であるからです。
正しい方法で勉強すれば、必ず伸びる教科です。
私自身、国語はもともとできる方でしたが、調子のいい時とそうでないときとで波がありました。
しかし、読解法と解き方の型を身に付けてからは、どんな難易度・種類の問題でもマーク試験は9割以上、二次の記述試験は6~9割を安定してとれるようになりました。
肝心なのは、「型を身に付けること」です(国語に限らず他の教科でもそうですが)。
自分に合ったひとつのやり方を、徹底的に叩き込みましょう。
「参考書は一冊を徹底的に繰り返しやるのが良い」と言われるのはまさにこれです。
我流のやり方では結果に波があるのは、自分の主観を排しきれていないためです。
自分の主観と出題者(作者)の主観とが一致したときは良いですが、一致しないときは悪くなります。
国語に限った話ではありませんが、目的意識なく漫然と取り組むのでは、同じ結果が出続けるだけです。
目標を明確にして目的意識をもって取り組むこと、そして自分の学習を振り返り、目標に到達できたか、反省すべき点は何か、今後はどのような対策をすべきかなどを自己分析することが大切です。
この地道な積み重ねによって、安定して得点が取れるようになっていくでしょう。
次回以降で国語の勉強に関して、さらに詳しくお話していく予定です。