ミミズのダンス
東金沢校
小学生のTくんは人一倍弁が立つ子です。
「なんで学校の先生は『チャイム鳴っとるぞー。授業の時間やぞー。早く座れー』って言いつつも、全員が座ったらすぐに『はいっ、起立!』って言うのかな?いやがらせかな?」とか「宿題が自学って矛盾しているよね。自ら学ぶから自学なのに、宿題にして強制した時点で自学じゃなくなるじゃん!」とか、日常の疑問をよく投げかけてきます。
そんなTくんは急に「先生モードスイッチ」がONになり、同じクラスのHくんを生徒役として、あたかも自身が先生であるかのような口ぶりで話し始めることがあります。
ある日、HくんがTくんよりも早くにテキストの問題を全て解き終えました。
Hくん「Tくん、まだ?はやくFLENSしたい」
「今日の宿題やってきてないんやから、Tくんのこと待ちながら宿題のところ少しでもやっておこう」
Hくん「えー。やだー。」
この瞬間、Tくんの先生モードスイッチがONになりました。
Tくん「なんですか、その態度は!先生に向かってその口のききかたは何ですか。それに、宿題はあなたのためのものですよ。ちゃんと聞いていますか?先生は今、怒りたくて怒っているのではありません。あなたのためを思って怒っているのです。…………」
これに対して、毎回のように付き合わされているHくんは「はーい」と返事をしながら軽く受け流します。
Tくん「本当にわかっているのですか?それは何の『はい』ですか?」
Hくん「『うん』の『はい』」
また別の日。
授業合間の休み時間に漢字の宿題をしていたHくんのノートをのぞき見たTくん。
そして、Tくんの先生モードスイッチON
Tくん「Hくん、これは何ですか?」
Hくん「漢字の練習でーす。」
Tくん「これが漢字ですか?どう見ても『ミミズのダンス』です。文字には見えません。自分だけが見るものはミミズのダンスでも良いですが、他人に提出するものはきれいに書かなければいけません。」
この直後の国語の授業で、HくんもTくんも漢字の問題に挑むも「『ミミズのダンス』になっているので書き直しましょう」と何度も書き直しを要求されていました。
来週からは小学生の実力判定テスト&塾内テストが行われます。
実力判定テストは塾生として育英センターに通っている生徒以外の方も無料で受けることができます。
ご希望の場合はお問い合わせください。
塾生を対象とした塾内テストは、学年や普段通っている曜日によっても日程が異なりますが、来週・再来週のいずれかの授業内で実施する予定です。
テスト直前までテスト勉強に励み、テスト中はミミズのダンスをかいて×をつけられないよう細心の注意を払いましょう!
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