金沢育英センター

無料の体験授業・学習相談のお申込み・資料請求は
お電話でも受け付けています。

076-233-6446

受付時間 月〜土 9:00〜21:30

師を持つということ

小松校

 

先日茶会に誘われて参加する機会がありました。たまには日々の疲れも癒してください、との亭主の方のご配慮から春の陽気のなか心を落ち着かせてゆっくりとお茶を堪能することができました。見ず知らずの人ばかりですが同じ空間で急須をまわし合い、みんなでお茶とお菓子を楽しみ、お点前を見て感動しながら学ぶ。今までの人生で茶道の風流とは無縁であった私でさえ茶道のお点前に注目し、何とかしてその作法を真似してみたいと思わずにはいられませんでした。同じ空間で五感を最大限に活用して師のお点前を学ぶ。「学ぶ」という言葉が「まねぶ」が由来になっていると言われるように、師のありとあらゆる所作を「真似する」という行為が教育の原形なのでは、とふと考えました。

 

着付けや茶道の本や動画は巷にあふれていますがその作法を教える教室が決してなくなることがないのは、直接習ったほうが先生の動きを見ながら、時には先生からやり方を修正されながら、作法をより正確に理解することができるからでしょう。もっというと単に技術的なことを教わっているだけでなく先生の立ち振る舞いや注意を通してその道の背後にある人生そのものに対する向き合い方を学ぶことを無意識であれ求めているからなのではないでしょうか。

 

勉強も同じです。「テキストを読んでテストのために各自勉強しておきなさい」ではたして効率よく学習効果が身につくでしょうか。このように考えたらどうだろうという数学の解にいたるまでの多様な思考の過程、五感を使った英語の豊富な言語感覚などを同じ空間にいる仲間と一緒に雰囲気を味わい、その道の師に正されながら学ぶということが深く正確な理解につながるのではないでしょうか。また何事も師を持たずに我流で行うということはもったいないことにその道の奥にある人生全般に通じる精神性を見落とし、自分が一番だと鼻にかけ謙虚さを失い、さらなる成長を阻害する可能性もあります。逆に確かな師を持つ人はたとえ苦手なものであっても地道に師匠の技を見て真似することでいやでも慣れて上達してくるものです。成長のために厳しいことを言うこともあるかもしれませんがその道のプロである育英の授業はアットホームで勉強が楽しいと思える空間であることはお約束します。ぜひこの夏から育英で一緒に頑張りましょう!

 

現在夏期講習生を受け付けております。詳細はこちらから   お申し込みの際はHP上部の「講習」のボタンから学年を選択してお進みください。

また6月・7月に入塾される方にもキャンペーンを実施しております。

無料体験授業や学習方法のご相談はこちらから(相談欄にご相談内容をご記入ください)

小松校 校舎ブログブログ新着