「常識」とは
小松校
英語の授業中に“common sense “という言葉が出てきました。英語が苦手と公言しているK君に意味を尋ねたところ「ん~…あっ!!わかった!!部活の先生のことすか?」と。
・・・は???😳・・・!!
ようやく分かりました💡 K君の脳内を図式的にあらわせば,common sense → こもん せんせ → 顧問の先生 → 部活の先生 になったとのことです。なんか一休さんの頓智みたいです👨🦲
なぜローマ字読みをそのまま英語の意味に変換してしまったのかなど,ツッコミどころは多々ありますが,その発想力には素直に脱帽です(本当に天才かと思いました)。予想だにしない奇跡的な答えに,思わず隣で聞いていたS君も顔を真っ赤にして笑いをこらえていました😂”common”は「一般的な、ありふれた」という意味なのでかつて common sense を「普通の扇子」と訳した人はいましたが今回はそのインパクトをはるかに上回りました。
ツッコミをいれなければいつまでも本人も間違いに気づきようがありませんし,われわれ教師も生徒が脳内で考えていることに気づきようがありません。授業中教師はすでに答えを知っているからこそ,正解を伝達した「つもり」になっています。しかし生徒にそれが伝わっているかどうかは直接聞いて答えを再現させないと分かりません。教師は決して「伝わったと思いこむ自己満足」の授業で終わってはいけないと改めて襟を正したいと感じました。またこれはやはり生徒と教師の双方向のやり取りからなるライブ授業でないと実現しえないものと思います。
ちなみに日本語では「常識」というと「みんなが知っている知識」という意味合いが強いため,その場合英作文ではcommon knowledge(共通の知識)であらわしたほうが自然な気がします。「みんなが感じていること」という意味で使う場合のみcommon sense(共通の感覚)を使うようにしましょう。このあたり「常識」という意味が日本語では「知識」なのか「感覚」なのか,かなり曖昧ですね。
授業をする上での「常識」を再度思い出させてくれたK君には今年度common sense以上の英単語を一緒に学んでいく機会があります。やはり公立学校の授業だけではカリキュラムの制約上、絶対的に単語に触れる機会や共通テスト対策の演習量が不足していると痛感しています。K君には英語嫌いな友人がいても何とかするから育英に連れて来るように言っています。自分ではなかなか取り組めないとしても授業で指摘されれば嫌々ながらでも記憶は深まっていくものです。
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